白洲次郎

白洲次郎 占領を背負った男 読書感想文

NHKのドラマスペシャルの内容のもとになった本です。

 

実際に映像にしたものよりもこちらが正しいのかな?
そう思われるところがいくつも出てきます。

 

映像は、伝わりやすい反面2つの事実を1場面に盛り込んでいるなぁ〜と感じる部分がありますね。
実際、読み物としてとても良い仕上がりだと思います。
取材をもとにしている割には、小説的な面があって、一つの読み物として引き込まれていくのを感じます。

 

青山二郎さんには、メトロのライオンというあだ名をつけられたそうですが、なんとなく理解できます。軽井沢での細川護煕さんとの将棋の話も結構微笑ましいエピソードですね。まず、威嚇ありきというのは、なんだかとてもよくわかります。

 

占領を背負った男

 

 

283ページから始まる只見川電源開発について書かれた章では、次郎さんがなぜ東北電力の会長という職に就いたのか?その詳細が書かれていました。今まで全く知らなかったことですが、事の経緯を知ることによってその後のダム建設にかけた心意気と会長でありながらたびたび現場に出かけたという行動が結びついて納得できました。

帯の推薦文

城山三郎さんの推薦文がいいですね。

 

城山さんが軽井沢ゴルフクラブのメンバーだったことも驚きですが、実際に白洲次郎に声をかけられ、隣に座らせられたというのも不思議なエピソードです。次郎さんは、良い人とはどんな人なのか?感じる能力があったのだろうと思います。

 

ひょっとすると青山二郎さんほど白洲次郎の本質を見抜いていた人もいないのかもしれません。ある意味人間の目利きでもあったのかな?と思います。

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